< 目 次 >
■ global2jからのおしらせ
■ 今月のキーワード
■ 金融翻訳事情
※ 新規登録・登録変更・配信停止、バックナンバーはこちら:
http://www.global2j.com/magazine/index.html
■ global2jからのおしらせ ■
☆受講料割引キャンペーン期間延長!!
ご好評につき、「金融・経済翻訳総合講座」受講料割引キャンペーンの期間延長が決定!!
5月7日(金)午後5時までのお申込分に限り受講料(98,500円・税込)から5,000円を割引致します。
ご興味のある方は、講座ウェブサイト(http://www.global2j-education.com/)で詳細をご覧ください。
■ 今月のキーワード ■
【choppy】 値動きが荒い、値動きが激しい
相場の変動が不規則で不安定な状況を示す言葉です。
(例文)
The market was choppy yesterday as investors tried to digest mixed economic data.
(訳例)
投資家が強弱交錯した経済データを消化しようとする中、昨日の市場は値動きが荒かった。
■ 金融翻訳事情 ■
【スケジュール調整】
4月は決算関係のレポートや新年度向けの資料などの翻訳依頼が発生するため、1年のうちでも忙しくなる時期です。そこで重要になってくるのがスケジュール管理。複数の案件を同時進行させながらも納期を遵守しなければならないため、綿密な調整が必要となります。レギュラーでお引き受けしている案件は入稿・納期や分量がある程度定まっているのですが、この時期に増加する単発案件については複数の要素を勘案しながら慎重に日程を組まなければなりません。ますはお客様からお預かりした翻訳対象文書を元に文字数や単語数の概算を算出し、レポートの難易度や分野も考慮しながら翻訳・エディットに必要な日数を割り出します。翻訳担当者を誰にするかということも重要。「この分野であれば○○さんにお願いしよう」と考えても、その方のスケジュールが詰まっていれば、予定が空くのを待ったり、別の方にご依頼する必要があったりして、想定よりも多く時間が必要となる場合もあるからです。また、こちらの希望納期とお客様のご希望をいかに一致させるかということもコーディネーターの腕の見せ所。完全に一致させるのはなかなか難しく、翻訳者の方にいつも以上にがんばっていただいたり、お客様に事情を説明して多少余裕をいただいたりといった「精神戦」に突入することもしばしばです。どのような不測の事態が起こっても、納期を守れなかったり、クオリティの低い訳文を納品するということはご法度。綱渡りのようだと感じることもありますが、翻訳者の皆さんのご協力を得ながら、諸々のアクシデントと格闘し、うれしい悲鳴を上げる毎日です。
|