■ 今月のキーワード ■
【discouraged workers】就業意欲喪失者
就業の希望を持ちながらも、失業状態の長期化により求職活動の意欲を失った者のこと。
(例文)
The March employment report shows there are million discouraged workers.
(訳例)
3月の雇用統計は、就業意欲喪失者が100万人いることを示している。
■ 金融翻訳事情 ■
【健康翻訳生活「腰痛対策」】
翻訳の仕事はパソコンの画面を前にして座ったままで同じ姿勢を長時間続けることが多く、腰の不調を感じる方も多いことと思います。デスクワークはどうしても上半身が前傾ぎみになり、わずか30度の前傾でも背中をまっすぐにして座っている場合と比較すると、腰の負担は4倍にもなるそうです。快適に仕事を続けていくためには、できるだけ腰を気遣う工夫を日常に取り入れてみてはいかがでしょうか。今回はそのための情報をご紹介します。
○腰に無理のない座り方とは
椅子にはつい浅く座ってしまいがちですが、まずは椅子の背におしりが密着するように深く腰かけてみてください。その状態で両足がぴったり地面につく高さに椅子を調整します。そして背筋を伸ばしてお腹をひっこめ、机に腕を降ろして肘が90度になれば理想的です。会社の椅子などで調整が難しい場合には、自分に合わせた高さの足置きを用意してもいいかもしれません。調整の結果、後ろの背もたれとの間に隙間ができるようであれば、クッションやタオル等を間に挟んで可能な限り理想の状態に近づけるようにします。
○日常に取り入れたいストレッチ体操
腰痛体操はいろいろ考案されていますが、中でも四つん這いになることで腰にかかる重力がなくなり、負担が軽いとされているストレッチ体操を一つご紹介しましょう。「猫体操」(キャット・エクササイズ)」というものです。
1. 猫のように四つん這いになり、両手と両足を肩幅程度に開きます。
2. ゆっくりとお腹を床に近づけるように落とし、顔を上げて背中を反らせた状態で5つ数えます。
3.今後は逆に、天井に背中を近づけるように背中を丸めて5つ数えます。
1.から3.を3~5回ずつ行い、これを1セットとして朝晩に1セットずつ一日合計2セット行います。イメージが浮かびにくい方は、画像を見るとわかりやすいので「猫体操」あるいは「キャット・エクササイズ」で検索してみてください。
良い仕事をするためには、体調をいつも万全にしておきたいものです。今回ご紹介した内容は特別な場所や道具を必要とせず、気軽に実践できますのでぜひ試してみてください。ただ、腰の激しい痛みや不調が長く続くような場合には、重大な病気の可能性もあります。その場合は迷わずに専門医にかかることをおすすめします。