■ 今月のキーワード ■
【range-bound】 レンジ内で推移している
相場が一定のレンジで推移しており、それをなかなか抜けられない状態を示します。
(例文)
The bond market was range-bound all day.
(訳例)
債券相場は終日レンジ内の動きとなった。
■ 金融翻訳事情 ■
【パソコンお悩み解決シリーズ―文字入力編 その1】
翻訳作業に必須であるパソコンですが、実はいまひとつ使いこなせていないという方や、もっと便利なツールを知りたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、いまさら人に聞きにくい操作に関するお悩みや、知って得する便利な活用法まで、シリーズでご紹介していきたいと思います。
今月は文字入力に関する疑問にお答えします。
○ひとつのキーに複数の文字が刻印されているけれど、どこを見て入力すればいいの?
まず、ひとつのキーを中心から左右に分けて左側の文字はローマ字入力で、右側の文字はかな入力で入力する文字です。さらに、中心から上下に分けて上の文字はShiftキーを押しながら入力する文字、下の文字はそのキーのみを押すことで入力する文字です。
○ローマ字入力とかな入力はどこで切り替えるの?
キーボード最下段にある「カタカナ/ひらがな」キーと、「Alt」キーを同時に押すことで切り替えられます。または、画面右下に表示される言語バー右下「KANAキーロック状態」ボタンをクリックすることによっても切り替わります。
○直前に入力した文字を繰り返し入力したい場合は?
文字を入力し、変換を確定してから、「Alt」+「Enter」キー、「Ctrl」+「Y」キー、「F4」キーのいずれかを押します。
ご自分に必要な機能をうまく使いこなして入力速度をアップし、翻訳スピードの向上に役立てましょう。