■ 今月のキーワード ■
【top line】売上高、営業収益
企業決算に関するレポートなどでよく見られる表現です。売上高は損益計算書の一番上に記載される項目であるため、このように呼ばれます。一方、bottom lineは当期純利益(最終損益)を意味します。
(例文)
The company saw top-line growth of 10% as compared to H2 of FY23.
(訳例)
売上高は2023年度下期と比べて10%増加した。
■ 金融翻訳事情 ■
【デスクワークの合間にできる!簡単な疲労回復法】
今回は、デスクワークの合間にできる簡単な疲労回復法をご紹介します。
翻訳などのデスクワークでは、パソコンの画面を目にしながら長時間座ったままの状態が続くため、特に腰に大きな負担がかかりやすくなります。正しい姿勢をキープしているつもりでも、仕事に集中しているといつの間にか上半身が前のめりになっていたり、背中を丸めていたり、デスクに片ひじをついて寄りかかっていたりすることはないでしょうか。こうした体勢は、体幹や腰周りの筋肉が疲れて体を支えづらくなった表れと言えます。腰に負担がかかる姿勢を無理に続けていると腰椎のS字カーブが崩れ、椎間板が変形して神経を圧迫して腰痛を生む原因につながってしまいます。
腰の疲れや痛みを押して仕事を続けても良いことはありません。自分の体格に合った椅子や座骨サポートクッションを使うことは大事ですが、座りっぱなしの状況を変えることも重要です。15分に1回程度は意識して椅子から立ち上がり、ストレッチしたり歩き回ってみたりしましょう。また、在宅勤務日であれば、床にうつ伏せになって正しい姿勢にリセットする簡単な体操もお勧めです。
<簡単な姿勢改善ストレッチ>
- うつ伏せになり、両ひじを肩の下に置いて体を起こす
- 上半身を反らし、顔を正面に向ける
- 両膝を交互にパタパタと十数回、曲げ伸ばしする
こうすることによって体幹をまっすぐに戻しやすくなるうえ、下半身の筋肉の血流を促進し、疲れが取れやすくなります。5分間行うだけでも効果はあるようですので、在宅ワークの際は是非、試してみてはいかがでしょうか。